アプサラカフェをオープンする10年前、国際開発学科の学生だった私はカンボジアの田舎の農村で、村落調査のため村に住み込んでいました。終了後は途上国の開発に取り組もうと思ってです。
ところが、当時世界の最貧国と言われたカンボジアの農村の暮らしに貧しさを感じず、それどころかコミュニティーの強さやエコロジカルな生活に感銘を受けました。翻って私たち日本人・先進国の生活はお金があるので、世界中から食料・石油や石油製品を買っています。しかも、その環境コストには目をつぶって、環境にただ乗りしています。
変えるべきは私たちの方ではないかと思い帰国10年後にエコにこだわろうと始めたのが、地元野菜の手作りカフェ「アプサラカフェ」です。
店主